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別冊文藝春秋 電子版31号 (2020年5月号)

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澤村伊智さん連載スタート!

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<別冊文藝春秋 電子版31号 (2020年5月号)について>
◆連載スタート◆ 澤村伊智「邪教の子」                               この家はまともな場所ではない。ここは邪教の巣だ。だから私たちは彼女を救い出す。『ぼぎわんが、来る』の気鋭がニュータウンを舞台に描く、戦慄のホラーサスペンス 新連載エッセイ「THE PEOPLE UNDER THE STAIRS」 私は自作の解説を好まない。ではなぜこの文章を書くのか?  それは、このエッセイもまた小説の趣向の一部だからだ ◆対談◆ 藤森照信×門井慶喜「東京対談:江戸をリフォームした男」 近代「東京」の街づくりを志した明治の建築家・辰野金吾とその時代とは?  “建築探偵”ふたりの白熱談義 森見登美彦×深緑野分「空想対談:虚空に城をなす」 小説の根っこには、何がある? 子どもの頃から空想に親しみ、長じて作家になったふたりの創作舞台裏 ◆巻頭企画◆ 木村綾子                  (1)その本が、その場所にあること――「羽田空港 蔦屋書店」からはじまる挑戦 本屋さんで過ごす「2時間」を特別なものにしたい。そんな想いで「本屋B&B」の企画担当を七年半。今春から、さらなる挑戦へ。本と人は、もっと掛け算できるはず (2)『Perch』制作日記                            「そこでだけ出会える本」として誕生した『Perch』。又吉直樹さんによる全編書き下ろしアンソロジーはいかに生まれ、編まれたのか。怒涛の日々を綴る ◆インタビュー◆ ・作家の書き出し Vol.6 取材・構成 瀧井朝世 貴志祐介「人間はみな愚かだ、ということを出発点とする小説を書きたいですね。だからこそ、悲劇も起これば喜劇も起こる」 ・著者に訊く 新庄耕『地面師たち』 真下みこと『#柚莉愛とかくれんぼ』 ◆連載小説◆ 今村翔吾「海を破る者」                                家宝の刀が突如消えた。犯人として疑われたのは…… 真藤順丈 「ものがたりの賊(やから)」 坊っちゃんと伊豆の踊子が東海道で出会った「使者」とは 澤田瞳子 「星落ちて、なお」 父の絵は過去のものなのか。戸惑いの中で見出した希望は 吉川トリコ 「夢で逢えたら 第五話 女の敵だョ! 全員集合(前編)」 テレビから干された真亜子。彼女が犯した“過ち”とは? 矢月秀作 「刑事学校 III」 被害者の“夜の仕事”が事件の鍵を握っていそうだが…… 円居挽 「キングレオの帰還 第四話 性根の曲がった男」  学生起業家死亡との一報。しかも死の瞬間、傍にいたのは 夢枕獏 「ダライ・ラマの密使」 ああ、おれたちは今、シャンバラにいる! 込み上げる感慨 ◆短篇◆ 彩瀬まる 「蝶々ふわり」 疲れた心をなぐさめに、青子と茅乃は臘梅園へと向かった ◆エッセイ◆ [ディープインパクト] 崎山蒼志「十歳、食べられなかった私の話」 [Xの余白] 歌田年「紙と模型」